三重県 空き家×移住 -令和2年度-

三重県とZAB連携2年目は、株式会社エンジョイワークスが手がける「空き家再生プロデューサー」の手法を用いた「官民連携・まちづくり人材」の育成に挑戦。空き家利活用と移住をテーマに、全5回の研修・フィールドワークを行います。
コロナ禍で行き来が難しい今年は、Web会議システム等を使いながら新しい連携のあり方に挑戦します。

三重県・ZAB連携事業「空き家×移住・人材育成プロジェクト」第一回研修会(報告)

日時:令和2年(2020年)7月10日(金)14時30分〜17時
場所:建設技術センター鳥居支所2階研修室+リモート
講師:株式会社エンジョイワークス 福田さん・松島さん
参加者数:三重県庁及び三重県内市町職員等56名

空き家の利活用を通じて、まちづくりに参加する関係人口を増やし、空き家問題の実践的な解決と、これに伴う将来的な移住、さらには関係人口と地域との関係性の仕組みづくりを目指します。

(講演の要点)

・空き家利活用を進めていく「空き家再生プロデューサー」を、各自治体に育てていくことで上記を実現する。今年は、まずはどのような人材が必要かを学ぶワークショップの開催や、先行して進めていく予定の南伊勢町のプロジェクトへの参加・フィードバック等、市町職員も実践的かつ参加できるプログラムを目指します。今年はSTEP1としての人材発掘からスタート。

・エンジョイワークスが取り組んできた、住民参加型のまちづくりについて、事例を交えながら説明。地域の事業において、地域内外のひとをどれだけ巻き込んで「参加」させるがが、事業の持続性のポイント。そのために、利活用事業へのタッチポイントを増やす。また、これを可視化するために「共感スコア」を計測し、関係人口を定量的に確認する。

・参加のひとつのかたちが「投資型クラウドファンディング」による事業参加。企画や施工などに参加いただくだけではなく、運営する事業そのものに関わっていただく仕掛け。地域の人やプロジェクトに関わる関係人口にあたる人たちと一緒に事業を運営していく。

・一昨年より国土交通省モデル事業でもある「空き家再生プロデューサー育成プログラム」についても説明。昨年は600名ほどの人が関わり、また、その中から具体的なプロジェクトを開始したプロデューサもいる。

・さらに全国にこのプロデューサーを増やしていく施策のひとつとして「次世代まちづくりスクール」を、東京大学空間情報科学研究センター・清水千弘特任教授と一緒に準備を進めている。

・同時に、空き家再生プロデューサー育成プログラムは地域のみなさんと一緒に進めていく「ローカル」プログラムにて継続。この取組を三重県下の各自治体と来年スタートしていきたい。利活用事業を行う起業家とこれをサポートする空き家再生プロデューサー、同時に育てていくプログラムで、将来的に自走できる関係性を目指す。

写真:オンラインとオフラインを融合した研修会実施の様子(ZABは東京からWeb参加)

一般社団法人全国空き家バンク推進機構(ZAB)

〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町3−7−6 
茅場町スクエアビル6F

© 一般社団法人全国空き家バンク推進機構(ZAB)