田舎暮らしへの憧れから。 米川 更生さん|観光

米川更生さん
うきは市「都市と山村交流」プロジェクト協議会 代表・うきは市 癒しの旅先案内人協会 代表にお話を伺いました。



福岡市内から車で約1時間。豊かな自然が残る新川地区があります。都会の喧騒とは無縁。温かい住民の方と日本屈指の「つづら棚田」が我々を迎えてくれます。

そこにお住いの米川更生さんは、地域の方から「米ちゃん」、役所の方からはリスペクトを込めて「米様」と呼ばれている地域の重鎮です。私は、米川さんが新川地区ご出身と信じて疑いませんでした。しかし、ある日「この辺の言葉を聞いても分からんやろ?俺も理解するのに数年かかったから。」とおっしゃったのを聞いて驚き、実は新川地区へ移住されてきたということが分かりました。移住された一番の理由は「田舎暮らしへの憧れ」。

米川さんはうきは市から約80km離れた福岡県福津市のご出身。現役時代は大手運送会社に勤務されていました。入社時に配属された東京になじめず、転勤を希望されました。これを機に、田舎暮らしをしたいという気持ちが募っていったそうです。その後は福岡を始めとする九州地区で活躍され、リタイヤされた12、3年前にうきは市新川地区へ移住されました。この土地を選んだ理由は、「原風景と自然環境」、「棚田、石垣の素晴らしさ」に魅せられたからだそうです。

移住されてからは、地元のご出身でないにも拘らず、区長や公民館主事(今で言う事務局長)を歴任されることになります。主事時代の4年間で、学童保育を立ち上げられたり、福津市の小学校と姫治小学校の生徒受け入れ交流を進められたそうです。

米川さんはおっしゃいます。

「新川は移住者に対して懐が深い。主事をやったことで、地域が受け入れてくれたのだと思う。」

米川さんは昭和22年生まれの団塊世代。同じ世代の人がこぞってリタイア後に田舎暮らしがしたいと田舎へ来てみたものの、なじめない人もいたそうです。しかし、米川さんは移住者と聞いて驚くくらい地域に溶け込んでおられますし、今のお気持ちを伺うと、「凄く居心地が良いよ。」ということでした。移住してなじめる人となじめない人、その違いは何なのでしょうか。
米川さんの答えはこうでした。

「地域になじめるどうかは、移住者本人の心次第だと思うよ。週末だけ来るっちゅうのではなじめんよ。」

まさしく、「郷に入れば郷に従え」です。まず、地元の方の考え、思い、やり方を自分が理解して実践する。その積み重ねが地元の方からの信頼に繋がるということなのだと思います。それくらい新川地区の方は移住者に対して真剣に考えているという表れだと感じました。

米川さんの次の思い。「棚田の作付け作業に人を呼びたい。」


今回、HPに掲載させて頂きたいと米川さんにご相談したところ、二つ返事で「良かよ!」と言ってくださいました。ありがたいという気持ちと同時に、何とか米川さんの思いに応えたい!新川地区の皆様のお手伝いがしたい!と強く思いました。



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